Mental Health Awareness Month ― Supporting HSPs & Highly Sensitive Youths
メンタルヘルス啓発月間―HSP & Highly Sensitive Youths(若者のHSP)のサポート
By Elaine - 8 Comments
※今回はアーロン博士と共同でHSPのワークなどを開催しているAlane Freundさんによるゲストブログです。
5月はメンタルヘルス啓発月間です。2023年度の啓発月間キャンペーンは「環境がメンタルヘルスに与える影響に着目し、一度あなたの周囲を見渡し、そして内面を見つめよう」です。1949年にアメリカ精神保健協会(Mental Health America: MHA)は5月をメンタルヘルス月間に指定しました。これはメンタルヘルスへの啓発を促し、「メンタルヘルスは誰にとっても大切にすべきもの」というスローガンを普及させるためです。そして今回のテーマはHSPやHSPの若者にとっても重要なテーマだと思われます。なぜなら私たちHSPは、そうでない人たちよりも環境から影響を受けやすいからです。
もしあなたが「周りを見渡し、内面を見つめ」てみれば、周りの人々や場所、物といったものが、どれだけあなたのメンタルヘルスに影響を与えているかがわかるでしょう。これらの影響は健康にもなれば害にもなり得ます。そして思い出してほしいのは、私たちHSPは癒すことについては優れた才能を持っているということです。つまり私たちは私たち自身の環境を改善することができればもっと健康的になれるのです! ですから今回のメンタルヘルス啓発月間は、私たちが癒しの力を持っていることを思い出すとても良い機会だと言えるでしょう。HSPは悪いものより良いものに対してはるかに良い反応をします。これは(環境を改善することで)私たちは自分を癒し、健康になれる力を持っているということです。あなたは、あなたの環境、人生、そしてあなたのこころの中に、より良いものを創造する能力を持っているのです。
私はHSPからよくこんな話を聞かされます。「敏感さが特別な才能だということは頭ではわかっています。でも生きていくために孤立したり、よそよそしい態度を取ってしまうので実感がわかないんです」。でもこのような態度は、実際には子どものころの経験が、現在の感じ方や能力の発揮の仕方に重要な影響を及ぼしています。そのため、子どもの時辛くて、十分なサポートが得られなかったHSPには、HSPであることが才能(=贈り物)だと感じられるために、たくさんのサポートが必要になります。実は私もそうしたHSPの一人です。たくさんの12ステップ、たくさんのセラピー、たくさんの訓練、たくさんの瞑想、その他さまざまなセルフケアを必要としてきました…。それでもいまだに大変な時があります。現実は悪戦苦闘です! でも、私たちは実際にとても優れた癒しの能力を持っていることを、ぜひ思い出してみてください。
Alane Freund(MS、MA、LMFT)によるゲストブログ。AlaneはHSPの国際コンサルタント(ICHS)及び家族療法士。セラピーや相談、講演を通して、HSPの大人や若者が問題解決に取り組めるよう支援している。また、HSPの成人や若者、家族、及び臨床医向けのプログラムを開発もある。グーグルでの彼女の講演、”Understanding the Highly Sensitive Person”は、HSP向けに広く認められたリソースとなっている。また、ユーチューブチャンネル” Alane Freund LMFT”以外にも、月に2回、会員制ワークショップとしてAre You Highly Sensitive LIVEを主催。彼女のプログラムは革新的でHSPs & Horsesもそのひとつ。”the online Sensitivity Circle”のテーマには、Parenting Sensitivity、Sensitive Youth、Wise Women & Wonder、HSProfessionals、 HSPs in Relationships、そして HSMenなどがあります。Alaneは、カリフォルニ及び世界中のHeart and Mind Equineで、チーム育成や教育ワークショップ、リトリートも提供しています。相談や講演依頼はウェブサイトalanefreund.comから。