If You Can Manage It, Be Sure to Do What You Want
もしできそうだったら、やりたいことやってみて
By Elaine - 64 Comments
ご存知の方もいるかもしれませんが、ここ3ヶ月の間、私は執筆や研究に専心するため通常の仕事から離れていました(ほとんどはメールへの返事、インタビュー、講演などです)。驚いたことにその間私はとても幸せでした。それも恍惚と言ってよいくらいに! 創造している時は、たいていのHSPがそうであるように、自分が生き生きしてくるのに気づいたんです。そしてここ何年間は、そうした活動にほとんど打ち込めないでいました。インタビューやメールの多くは、HSPに関する基本的な情報の繰り返しです。たしかに、創造的になれる余地のある講演や質問への応答は楽しめます。でも、話すためには、その前に何時間にもわたる事前準備が必要ですし(メール以上に)、終わったら、その後はいつも疲れ果ててしまいます。そして、そうするように本来デザインされている自分に戻らなければならなくなります。それは創造的な執筆(フィクション・ノンフィクションに関係なく)、あるいは新しい研究です。
”でもあなたはこれまでとても多くの本を書いてきてるでしょ!”そう思われる方もいるでしょう。でも正直に話すと、25年間、HSPへのアドバイスの本をすっと書き続けてきて、そこに新鮮さを感じなくなっている自分に気がついていました。もちろん、またクリエイティブな気持ちになるかもしれません。でも、(今離れることで)将来自分がするアドバイスが、もっとクリエイティブで、もっと賢明なものになっていてほしいのです。より深いものに。パンデミックから受けるHSPの影響についてとても多くの質問を受けたことで、私の回答は幾分決まりきったものになってしまったかもしれません。それも3パターンくらいに。でも今、そうした質問に妙に苛立っている自分を感じています。いったいどうやって自分がそれを知り得るのだろう?と。 利き腕の違う人が受ける影響はわかりません。同じように、一人一人影響の受けやすさは違いますし、置かれている環境や性格も異なります。内向的と外向的だったらどう違うのか? 一人で暮らしている人と愛する家族と暮らしている人、あるいは、一緒にいるのが耐えがたい人と暮らしている人では? みなさんを一緒くたにしたくはありませんし、また、HSPの中にたくさん存在するサブグループ(※)の違いに対応するのも大変です。
(※訳注:ここでのサブグループとは、HSP全体を男女別、階層別など特定の集団に抽出して層別し、それぞれの影響を解析すること。)
そう、ですからここでは、私からの答えという形ではなく、質問という形でいくつかアドバイスをしてみることにしました。みなさんは一人一人異なるからです。あなたは、少なくとも時には、本当にやりたいと思っていることをやっていますか? それが運命づけられていると感じられることをしていますか? あなたが幸せだと思えることはどんなこと? もっと他にやってみたいことはありませんか?
もうひとつ。あなたが本気でクリエイティブな仕事をやろうとしたら、いずれそのクオリティや、他の人がそれをどう受け止めるかについて、深刻に悩むときがやってきます。クリエイティブであるということは、他とは違うということです。そして違うということは危険が伴います。それでもその仕事にあなたが幸せを感じるなら、きっと危険を冒す価値があるのかもしれません。そしてきっと素晴らしいものに違いありません。
最後に。3か月という期間は私には十分ではなかったので、引き続き、今書きたいと思っていることに専念することにしました。ですから私からのメールを目にする機会はみなさんかなり減ってしまうでしょう。でも、どうか私にみなさんのロールモデルの役割をさせてください。そしてあなたもできそうだったら、あなたがやりたいことをぜひやってみて。私たちは誰も永遠に生きられないのですから。