Is this you?
- まぶしい光や、強い臭い、肌触りの悪い布、近くを通るサイレンの音といったものに容易に圧倒されてしまう。
- 短時間に多くのことを抱えるとあわててしまう。
- 暴力的な映画・テレビ番組を見ないようにしている。
- 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋、もしくは一人になって刺激をやわらげることができる場所に閉じこもりたくなる。
- 生活する上で、動揺したり圧倒されるような状況を避けることを最優先にしている。
- デリケートで繊細な、香りや味・音・芸術作品がわかり、それを楽しんでいる。
- 豊かで複雑な内面世界をもっている。
- 子供のころ親や先生は、わたしのことを繊細あるいは内気だと思っていた。
親愛なるHighly Sensitive Person(HSP)の皆様。
…そしていまHSPのお子さん(HSC)を育てている皆様。
ようこそ、エレイン・アーロンです。私は1991年に高敏感性(高感受性)に関する研究を始め、現在も続けています。科学的な専門用語としては Sensory-Processing Sensitivity (=感覚処理感受性)(SPS)と呼んでいます。研究を始めた当初、私は、このようなセルフヘルプの本を書くことなど思ってもいませんでした。ですが、この特性を持つ人たちがHSPのことを知れば、得られるものははかりしれないと考えるようになったのです。私の本についてはこちらをクリックしてください。
もしあなたがHSP、あるいはあなたのお子さんがHSCだとわかったら、ぜひ以下のことを理解して下さい。
- HSPは正常な特性です。この特性は全人口の15~20%に見られます - 病気と呼ぶにはあまりに多すぎませんか? そう病気ではなく、私たちの周りにいる多数派の人たちが、まだこの特性を充分に理解していないだけなのです。
- 生まれ持ったものです。実際生物学者たちは、この特性が100以上の種に存在することを発見していました(おそらくはもっとたくさん存在しています)。それは、ハエから鳥・魚・犬・猫・馬そして霊長類にまで及んでいます。これはこの特性が、行動を起こす前に注意深くなるという、生物としての生き残り戦略であることを示しています。実際、HSPの脳は、そうでない人たちの脳とはすこし異なる働き方をします。さらに詳しく知りたい方は Research のページをご覧ください。
- あなたは他の人たちよりも微妙なことによく気がつきます。これは、あなたの脳がより深く情報を処理し、それについてより深く考えることが理由です。ですから仮にあなたが眼鏡をかけていたとしても、かけていない人たちよりも多くのことに気がつくでしょう。
- あなたはまた、容易に物事に圧倒されてしまいます。あなたがあらゆることに気がつくということは、当然強いレベルの物事、複雑で、混乱していて、新しく経験するようなことに長時間さらされた時、圧倒されてしまうことにもつながなります。
- この特性は新しく発見されたものではなく、誤解されてきたものです。HSPは新しい状況に入る前に注意深くなる傾向を持っていることから、しばしば”内気”だと言われてきました。しかし、内気とは後天的なもので、生まれつきのものではありません。実際、HSPの内30%は外向的です(これまで内向的だとしばしば誤ってラベリングされてきたにもかかわらず)。他にも、引っ込み思案、怖がり、神経質などと呼ばれてきました。HSPの中にはそのような態度をとる人もいます。しかし、そう振る舞ってしまうのは、生まれつきのせいではなく、また基本的な特性でもないのです。
- 敏感(繊細)さは文化によって異なった評価を受けます。敏感であることに価値を置かない文化では、HSPは低い自尊心を持つ傾向があります。それは周囲から「気にしすぎる」と言われるので、自分を普通とは違うと感じてしまうからです。
あなたはけっしてひとりではありません。たとえばこのHPから購読できるHSPのニューズレター "Comfort Zone"、これを購読している人たちだけでも何万人もいることがその証拠です。あなたがもっと敏感さについて知りたいと思ったら、ぜひページの上のメニューをクリックしてこのサイトを探索してみてください。
このウェブサイトの内容及びセルフテストは、診断を意図して作られたものではありません。また、いかなる病気の診断もここでは排除しています。